オババのトラベルジャーナル

社会生活からリタイアした有閑オババの隠居旅。ちょっと素敵なお宿に泊まって、のんびりお城や神社を巡ります。

1200年の歴史を持つ「高良(こうら)大社」

久留米に行くのであればと、

前から一度行ってみたいと思っていた神社にも立ち寄りました。

高良大社」です。



標高312mの高良山の中腹にあり、

車がないと、ちょっと行きにくい場所です。

 

かつて筑後国一の宮であり、

戦前までは九州で唯一の国幣大社だった神社です。

 

御祭神の「高良玉垂命(こうらたまたれのみこと)」のことは

詳しくは分かっていないそうで、

 

山幸彦で有名な「彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)」と同一であるとか、

神功皇后朝鮮出兵の時に、戦勝に導いたとか言われています。

 

ともあれ、非常に格式の高い神社であることには間違いありません。

 

ヘタレのオババは、三の鳥居まで車で上りましたが、

高良山全体が、いわゆるパワースポットのようで、

上がってくる途中にも、

愛宕神社だの稲荷神社だの、たくさんの神社がありました。

 

到着した駐車場からは、筑紫平野が見渡せます。

 

で、三の鳥居までは楽させてもらったのですが、

ここから131段の急な石段が待ち受けていましたぁ。

ホント、お城にしても神社にしても、

訪れるのに年齢制限がありそうな場所に鎮座していますよね。

 

上りはまだ良いのですが、

下りはこう。

ネッ、怖いでしょ。

サスペンスドラマに出てきそうな階段です。

 

で、なんとか階段を上りきって、お社に到達しました。

 

現在の社殿は、久留米藩主の有馬氏によって再建されたもので、

神社建築としては九州最大級なのだそう。

 

高さ13m、幅17m、奥行き32mで、

幣殿の格天井には、狩野白信による絵も描かれているようですが、

 

残念ながら、内部は見ることができません。

 

御朱印をいただいて、

 

上からの景色を楽しんだ後、

恐怖の階段を降りてお宿に向かいました。