イタリアンのコース料理を完食した後、
部屋に届けてくださった年越し蕎麦まで
残すことなく綺麗にいただき、
ひらまつさんのホテルならでは、
幸腹感に満たされて新年を迎えました。
(1階に飾られていたミニチュアのお正月セットです)
「THE HIRAMATSU 京都」の朝食は、
夕食と同じく、
「リストランテ ラ・ルーチェ」で洋食を
「割烹 いずみ」で和食をいただくことができますが、
元旦の朝食には、さすがツアー会社さん、
しっかり和食を手配してくれていました。
「割烹 いずみ」には、
個室もあるようで、
4人組のファミリーで参加されていた方は
そちらに案内されていましたが、
カップルで参加の4組は、
(今回のツアーには、おひとり様参加の方はいらっしゃいませんでした)
カウンター席を準備してくれていました。
カウンター越しの大きな窓から
中庭を眺めながらの食事です。
お正月らしいお料理が運ばれてきました。
三角形の折敷は、
輪島塗の作家さんによるものだとか。
日本人にとって欠かすことができない
ご飯とお味噌汁。
土鍋で炊かれたご飯が
美しい漆の器にきれいに盛られていて、
見ただけで美味しいと分かります。
伊達巻、田作り・・・と、おせちの定番が並んでいます。
自宅でおせちを作ると、
黒豆も田作りも、山のようにできてしまいますが、
年齢を重ねると、このくらいの量を
縁起物として少しだけいただくのが良さそうです。
焚き合わせには手毬ふが入っています。
焼き魚は、出世魚の鰤ですね。
福岡のお正月には鰤を用いますので
元旦に鰤をいただけるのは嬉しいです。
こちらの茶碗蒸しには小餅が入っていて、
これがお雑煮代わりのようです。
あとは焼き海苔に山椒ちりめんと明太子です。
この日のツアーは、
コース料理の昼食から始まりますので、
量的にも、ちょうど良かったです。
丁寧に作られた美味しいものを少しずついただく・・・
最高のご馳走に感じられます。