オババのトラベルジャーナル

社会生活からリタイアした有閑オババの隠居旅。ちょっと素敵なお宿に泊まって、のんびりお城や神社を巡ります。

【京都】京町家の趣をまとった「THE HIRAMATSU 京都」①

今回参加した年末年始ツアーでは、

「THE HIRAMATSU 京都」に連泊しました。

 

今回のツアーを選ぶにあたっての一番の条件は、

”ゆったりと、気持ちよく新年を迎えるられること” でした。

 

正直なところ、行き先はどこでも良かったのです。

往復に疲れる場所でなければ、

京都でも奈良でも、広島でも九州でも。

 

観光についても、

どこかに初詣に行ければな・・というのはありましたが、

あまり動き回らずに、のんびりできることが優先でした。

 

そういう条件で選んだのが今回のツアーで、

もちろん旅程もでしたし、

宿泊先のこの「THE HIRAMATSU 京都」というのも

実にオババ好みであった・・・というわけです。

 

なんと言っても「ひらまつ」さんといえば、

お料理が美味しいですからね。

 

ご存じのように、「ひらまつ」は

フレンチレストランからスタートしていて、

実はオババも、10年ほど前になりますが、

「ひらまつ」のレストランの会員だったのですよねぇ。

 

2015年に、奈良にオーベルジュをオープンして、

翌年からTHE HIRAMATSU ブランドのホテルを

次々にオープンしています。

 

現在は全国7ヶ所にホテルがあって、

「THE HIRAMATSU 京都」は、

初めての都市型ホテルとして、2020年に開業したようです。

 

都市型といっても、確かに、場所は京都のど真ん中ですが、

もと呉服問屋があった場所に、京町家の意匠を残した

全29室のお宿になっています。

 

外観からしても、

通りの雰囲気に溶け込んだ京町家風ですね。

 

おやまぁ、盛り塩までありますよ。

 

こちらはフロントのようですが、

京町家の「表屋」で、商いが行われる場所です。

 

お正月の室礼です。

 

で、こちらの廊下が

玄関から裏庭に抜ける「走り庭」にあたる場所。

 

この床は、「一二三石」と言われる土間模様だそうです。

 

天井の梁も見事です。

きっとかつての町家から持ってきたのでしょうね。

 

こちらのラウンジでチェックインが行われます。

・・・と言ってもツアーですので、書類を書くこともなく、

 

ウェルカムスイーツだけいただきました。

ウェルカムスイーツは、パティシエさんの手作りでしょうか。

 

上品なお味の珍しいお菓子でした。

 

お菓子をいただいた後は、スタッフさんに

1組ずつお部屋まで案内していただきましたが、

 

途中、1階のエレベーターの奥にある「くら」を見せてくれました。

 

バーの役割もあるお部屋のようで、

 

壁に飾られているこちらは、

役行者山の見送り」だそうで、

役行者(えんのぎょうじゃ)さえ初めて耳にする言葉でしたが、

どうやらこれは、山鉾の後ろを飾る懸装品のようです。

 

次回はお部屋について投稿します。