2日目の観光は「出雲大社」。
神社に興味を持って以来、もう一度訪れたいと思っていた場所です。
「ブラタモリ」でも、平安時代まであったとされる48mもの本殿について語られていましたが、1744年に造営された現在の本殿も、24mと日本一の高さがあります。
というのも、御祭神の大国主大神が、国譲りの時に、天照大神に「千木が空高くまで届く宮」を求めたからだと言います。
出雲大社で出迎えてくださったガイドさんの説明で、勢溜(せいだまり)の鳥居からスタートします。
大勢の参拝客が溜まることから“勢溜”と言われるようになったそうで、二の鳥居にあたるこの鳥居は鋼製。
本殿に続く四つの鳥居は、すべて素材が異なるのだそう。
後ろを振り向くと、神門通りの奥に、一の鳥居である宇迦橋の大鳥居(現在工事中)がありますが、神門通りもこの大鳥居も、大正時代にできた新しいもの・・・と、ブラタモリでも言っていました。
勢溜の鳥居からの参道は、ゆるやかな下り坂になっていて、参道が下っているのはとても珍しいのだとか。
三の鳥居である松の参道の鳥居は鉄製。
そして神域の正門に建つ四の鳥居は銅鳥居。
1666年に造られたもので、銅製の鳥居としては最も古いそうです。
拝殿。
1959年に再建されたものだそうです。
拝殿の名のとおり、普通はこちらでお参りをするのですが、
今回のツアーでは、拝殿の裏にある八足門の奥に入れていただいて、
垣の内側の御本殿に近い場所でお祓いを受けることができました。
これは、平安時代まであったとされる48mの御本殿の柱根が見つかった場所です。
直径1.35mの巨木3本を束ねて柱にしていたとされ、平成12年に発掘されるまでは、記録に記されている48mもの高さは、当時の技術では無理だとされていました。
「本殿」は、大国主大神のお后が祀られている「御向社」や、大国主大神を助けた二女神が祀られている「天前社」と一緒に建てられています。
御本殿の東側と西側には、それぞれ「十九社」があります。
旧暦10月に、日本中の神様が集まる時に、神様がお泊まりになられる場所。
ブラタモリでは、“神様のホテル”と言っていました。
本殿の裏手には、素戔嗚尊が祀られている「素鵞社(そがのやしろ)」があります。
神仏習合の時代には、素戔嗚尊が、出雲大社の御祭神だった時もあるのだそう。
御本殿をぐるっと回って西側に来ました。
ここに書かれているように、御本殿の正面は南向きですが、殿内の御神座は西向きなのだそう。
ですので、ここが御神座の正面とのことです。
こちらは、神楽殿のしめ縄。
拝殿のしめ縄も立派でしたが、はるかに大きなしめ縄です。
出雲大社の婚礼は、こちらの神楽殿で行われますが、高円宮典子様は、拝殿で行われたそうです。
御朱印を頂戴しました。