長野旅行の3泊目は、「THE HIRAMATSU 軽井沢 御代田」に宿泊しました。
かつてはメンバーズカードまで作って、旅行の先々でひらまつ系のレストランを利用していたオババですが、
ここ最近の進出の凄まじさにおののいて、しばらく遠ざかっていました。
2015年に、奈良にオーベルジュを開業したのを皮切りに、志摩、熱海、箱根、沖縄、京都と、続けざまに(海外富裕層をターゲットにしたと思われる)ホテルを次々とオープンさせています。
昨年春にオープンしたこの軽井沢のホテルが7軒目とのこと。
軽井沢と言っても、軽井沢駅からは車で30分ほど、浅間山の裾野に位置しています。
浅間山の裾野に広がる森林を切り拓いて造られたホテルで、6万m2という広大な敷地に、わずか37室というそれはそれは贅沢極まりないホテルとなっています。
・・・ここでちょっと脱線しますが、
実はオババ、20代後半で、社会学系のある学問と出会いました。
30歳で単身アメリカに留学し、その後専門職にも従事していたもので、こういう“勢いのある”企業を見ると、どうしても、「環境保護」だの「自然環境維持」だのといった言葉が、チラチラしてしまうのです。
その一方で、40歳から昨年までは、開業した夫の経営部分を一人で担い、24時間体制で働き続けたものですから、非日常のゆったり環境にはかなり貪欲であったりして・・・。
・・・と、矛盾する感情を抱えながら、今回こちらのホテルに滞在することとなったのです。
で、実際に滞在してみると、
それはそれは素晴らしく、贅を極めるとはこういうことかと感心しました。
多くの観光客で賑やかな軽井沢の街中とは異なり、とっても静か。
(これまでは手付かずであったであろう)山の裾野の森林を切り拓いているだけに、自然は豊かだし、空気も美味しい。
軽井沢の街中では決して見られない光景が、眼下に広がっています。
ゆったりとした空間に
ひらまつならではの美味しいお食事。
どこをとっても(身の丈以上の)贅沢を感じました。