老舗旅館を買い取り、ファミリー向けの「小柳」とブックホテル「松本本箱」に再生した「松本十帖」。
オババたちが宿泊した「松本本箱」は、2階〜5階に、8タイプ24室の客室があります。
眺望重視のオババは、4階奥にある「パノラマスイート」という95平方メートルのお部屋を予約しました。
エレベーターを降りるとすぐ、アメニティーや飲み物類が置かれたカウンターがあります。
すべて部屋にセットされていますので、補充用にどうぞということでしょうか。
お宿側も、客室係を常駐させておく必要がありませんので、一石二鳥のシステムですね。
廊下は薄暗く、天井の配管がスケルトンになっています。
あえてこのようなデザインにしていることを知らないと、工事中?なんて思ってしまいそうですね。
さぁ、扉を開けますよ。
壁が取り払われたワンルームのお部屋です。
コンクリート打ちっぱなし、配管丸見え、壁なし・・・確かバブルの頃にも、こういうマンションが流行ったりしました。
入ってすぐの所に、大きなカウンター。
小さな流し場やIHヒーターもついています。
ウェルカムスイーツというか、小腹がすいた時用というか、健康素材のおかきやクッキーもあって、これがとっても美味しいの!!
館内にあるコーヒーマシンには、使い捨てカップが置かれておらず、こちらのタンブラーを持って行くシステム。
使用後は持ち帰るように書かれていましたが、蓋がゆるくて携帯には不向きだったので、結局翌日のお宿に置いて帰りました。
さすが長野!ワインセラーもあります。
ただしこちらは有料です。
カウンターと並行して、長いデスク兼化粧台があり、
ベッドのヘッドボードにもなっています。
ベッドは若干広めのシングルサイズで、寝心地は良かったです。
そして、窓に向かって、椅子とテーブルとソフアが並んでいます。
ここから見える景色が
ジャ〜ン・・・
あいにく雲が多く、奥の山並みがはっきりとは見えませんでしたが、それでも街を一望する素敵な光景が広がっていました。
お部屋からこういう景色が眺められるだけで、旅をしている気分になれます。
さらに雲が厚くなった翌朝の写真しかありませんが、椅子に腰掛けると、駐車場も消えて、遠くの風景だけになります。
リビング&ベッドスペースの横は、このように一段高くなっていて、
奥に和室、
(スーツケースを広げる場所になりましたが)
その横が水回りになっています。
洗面台の裏にシャワースペースがあります。
奥に源泉掛け流しの温泉があります。
もう一つ上のカテゴリーにならないと、お風呂が狭いと聞いていたので、少々不安がありましたが、十分広い湯船で、ゆったり寛げました。
最近は、古民家をリノベーションしたお宿が一つの流行になっているようで、結構雰囲気だけのお宿も多いのですが、こちらのお部屋は、居心地も良かったです。