八甲田ホテルのレストランには、メインダイニングの「Me Deau(メドー)」と和食処の「寒水(しゃこみず)」があり、
「メドー」でフレンチの夕食をいただきました。
洋風ログハウスの造りに、
見上げれば、和を感じさせる梁や天井に、
モダン建築にも似合いそうな特注シャンデリアが下がっています。
Me Deauって「ムド-」じゃなくて「メドー」なのね、どういう意味かしら・・・なんて思っていたら、
なんと青森弁の「うめーどー」からの造語なのだとか。
お料理も、地元の食材にこだわった「八甲田キュイジーヌ」を謳っています。
すべてが固定概念にとらわれない”良いとこどり”といった感じですね。
モダンなアンダープレートに運ばれてきたのは、
アミューズ「青森サーモンのマリネとカリフラワーのムース」。
冷たいオードブルは「青森県外ヶ浜沖 平目の昆布〆 黒にんにくのアイオリソース」。
温かいオードブルは、「ハモンセラーノとイチジクのキャラメリゼ」。
さらに「青森県木造産 毛豆のスープ」もありました。
毛豆とは、青森県の特に雪深い地方で採れる枝豆なのだそう。
非常にコクのあるスープでした。
最近のオババは、少食になっているようで、前菜だけでも十分っぽいのですが、ここからがメインです。
まずはお魚料理、「青森県深浦沖 ノドグロのポワレ 春菊クーリソース」。
クーリとは、ピューレ状のことです。
で、お肉料理は「みちのく銘牛 倉石牛フィレ肉のグリル セップソース」。
セップは茸の一種です。
デザートは「洋梨と自家製アイスクリーム チョコとキャラメルソース」。
ハーブティーと一緒に美味しくいただきました。
地元の食材をふんだんに使い、フレンチならではのソースにこだわった美味しいお食事でした。