「別邸 朧月夜」の朝食は、夕食と同じ「料亭 二十三夜」の同じ個室でいただきました。
担当の方も同じでした。
またまた風流なセッティング。
そっと開けてみると、こういうものが現れました。
旅館の朝食って、毎回楽しみです。
ほかにもサラダに、
こちらのお宿でも、じゃこ天を炙っていただきます。
愛媛のじゃこ天は、普段からデパ地下でよく購入しています。
色合いからか、なんとなく普通の天ぷらよりも、EPAやDHAを多く含んでいるような感じがしませんか?
骨粗鬆症にも良さそうですしね。
そして熱々の湯豆腐です。
デザートと一緒にコーヒーを出していただけたのも、朝のコーヒーが不可欠なオババには嬉しい点でした。
道後温泉に行くならこのお宿と、オババの旅行ノートにもリストアップしていた「別邸 朧月夜」。
お部屋にこもって何泊もしたくなるような”ほんまもの”のお宿でした。
何よりも、館内随所の室礼が素晴らしく、
豪華な花瓶や置物から手作りのような繊細な作品まで、
季節を感じるものや「朧月夜」に関連したものも至る所にあり、楽しく見て回りました。
たまたま2名のスタッフさんから「女将の趣味ですから」という言葉を耳にしましたが、
ウ〜ン・・・単なる「趣味」と切り捨ててしまうともったいないですね。
女将さんの「おもてなし」の心の現れだということを伝えられたら、聞く側もホッコリできるのに、と思いました。
本物志向の設備投資に加え、お食事処の「二十三夜」のネーミング、スタッフさんの着物の色選びや、敷紙1枚に至るまでのこだわり 等々、
あるいは、玄関外での並んでのお出迎えや料亭での両手をついてのお出迎え 等、
どなたの取り決めかは分かりませんが、(おそらく上層部の)おもてなしの心がビンビンに感じられるお宿でした。
多くのスタッフさんと接したわけではありませんので、スタッフさんも素敵な方がたくさんいらっしゃるのだと、他の方のブログを拝見していても思います。
ただ、たまたまオババが接したスタッフさんに対しては、
かつての仕事の中で、長年オババが「さぁ、スタッフにどうやって理解してもらおうか」と思い悩んだ職業病ともいえる感覚が、ムクムクと蘇った感じがしました。
って、オババのブログを読み続けてくださっている方でないと、意味不明ですね・・・失礼しました。