オババのトラベルジャーナル

社会生活からリタイアした有閑オババの隠居旅。ちょっと素敵なお宿に泊まって、のんびりお城や神社を巡ります。

「ななつ星 in 九州」「四季島」勝手に乗り比べ:③出発ラウンジ

なかなか列車の乗り比べにたどり着きませんが、今日は出発ラウンジの比較です。

 

まずは「四季島」です。

「四季島」は、上野駅に、利用者専用のラウンジ「プロローグ四季島」があります。

 

「四季島スイート」と「デラックススイート」の利用客には、上野駅までの送迎がありましたので、宿泊していた「シャングリ・ラ東京」まで迎えに来ていただけました。

 

運転手さんとラウンジスタッフさんは、しっかり連絡を取り合っていたようで、上野駅に到着すると、あれよあれよと引き継がれて、どこをどう通ったか分からないうちに、ラウンジに到着しました。

 

どうやら一番乗りだったらしく、一番奥の席に案内していただきました。

 

明るくモダンな雰囲気のラウンジで、壁には「四季島」が通過する駅のモチーフ版が飾られています。

 

とらやさんのお干菓子とお茶を出していただき、全員が揃うのを待ちます。

 

出発の1時間ほど前になると、列車がホームに入線するとかで、全員で一度ホームに出て、列車を出迎えます。

(鉄ちゃんではないので、乗客が列車を出迎えるという意味がよくわかりませんでした)

 

再びラウンジに戻り、出発セレモニーが始まりました。

ところが、一番奥の座席のオババたちは、柱に邪魔されて何にも見えませんし、何を話しているかも遠くてよく聞こえません。

モニターを見ながら、何かやっているなぁという感じで、いよいよ出発です。

 

一方の「ななつ星」です。

ななつ星」は、博多駅に「金星」というラウンジがあります。

 

一番スタンダードなお部屋ですし、地元ということで、駅での出迎えなどをお断りして、集合時間の少し前に到着したら、すでに皆さんお揃いでした。

それでも一番奥の座席に案内してくださり、

 

地元のケーキ屋さん「16区」のお菓子を出していただきました。

 

ラウンジ内をゆっくり見る時間はありませんでしたが、ピアノの生演奏を聴きながら、スイーツでほっこりしていると、

 

出発セレモニーが始まり、

 

みんなで乾杯をして、

 

その後一組ずつ案内されて、ホームに向かいますが、

当時のJR九州の社長さん(青柳社長)が自ら鐘を鳴らして、見送ってくれました。

 

たまたまであって、毎回社長さんが来られるわけではないと思いますが、出発前には社長さんが一組ずつ挨拶に回られて、特別な旅に出る感が高まりました。

こういうところが「ななつ星」らしさの表れのように思います。