オババのトラベルジャーナル

社会生活からリタイアした有閑オババの隠居旅。ちょっと素敵なお宿に泊まって、のんびりお城や神社を巡ります。

日本100名城「鹿児島城」とお洒落なスタバ

専門家と一緒に鹿児島と宮崎(日向)を訪れる羽田空港発着の3泊4日のツアーに、鹿児島の「仙巌園」から合流させてもらいました。

 

当日の朝、博多駅から九州新幹線で鹿児島に向かいましたが、よりによって、あの大寒波の日!!

新幹線も30分遅れです。

 

でも、九州新幹線の車窓から、こういう雪景色を眺めながら移動できるなんて、ある意味ラッキーだったのかも。

 

無事、鹿児島中央駅に到着しましたが、タクシー乗り場は長蛇の列。

凍えそうな中(軟弱なオババです)、30分以上は待ちました。

 

鹿児島には何度も来ていますが、お城のスタンプを集め始めてからは初めての訪問・・ということで、合流する前に、鹿児島城を訪れる予定でした。

 

でも、やっとの思いで乗れたタクシーですもの。

ここで手放しては次がつかまらないと思い、ゆっくり見学するのはまたの機会にして、今回は少しだけ立ち寄ってもらってお茶を濁すことに。

 

1601年頃に島津家久によって築城されたとされる鹿児島城ですが、天守閣はありません。

領内には多くの外城があり、本城を要塞化する必要がないという考えが薩摩藩にはあったようです。

 

本丸は明治の廃城後に火災で焼失し、二の丸も西南戦争で焼失して、現在、本丸跡や二の丸跡には県の施設が建っています。

ですので遺構としては、石垣や堀が残っているだけで、見学といっても、歴史センターを訪れるくらいしかできないようです。

(夕方ホテルに向かう時に観光バスから撮った石垣とお堀の写真です)

 

まずは、西郷隆盛像の隣にある「鹿児島まち歩き観光ステーション」で、100名城スタンプを押しました。

 

御城印は、一般販売はされていないようです。

 

次にタクシーの運転手さんにお願いして、御楼門に寄ってもらいました。

本丸の正門になります。

 

本丸と一緒に焼失し、2020年に再建されたばかりです。

こちらの奥に、歴史センターの「黎明館」がありますが、そちらは次の機会にということで、「仙巌園」に向かってもらいました。

 

な・ん・と、桜島に雪が積もっていましたよ!!

鹿児島にお住まいの方々も、こういう桜島の姿はあまり見たことがないのではないでしょうか。

 

仙巌園に到着し、フライトレーダーでツアーの便をチェックすると、こちらも遅延があったようで、まだ足摺岬の上空のようです。

 

2時間近い待ち時間ができてしまいましたので、仙巌園の隣にある「スターバックスコーヒー鹿児島仙巌園店」で待たせていただくことにしました。

 

最近スタバは、環境に配慮した店舗をはじめ、お洒落なお店が増えましたよね。

こちらは、明治時代に、島津家の金鉱山事務所として串木野に建てられた洋館を移築したもので、有形文化財に登録されています。

 

リノベーションする際には、既存建築を大切に、伝統工芸である薩摩切子のイメージを取り入れたそうです。

 

普段はスタバに入る機会がないオババですが、2階の窓側のテーブル席で、

 

窓から雪を載せた桜島を眺めながら、

大寒波が作ってくれた旅先ならではの時間を愉しみました。

 

真っ青な空を背景に、噴煙もはっきりしていて、本当に美しい桜島でした。