行きたかったお宿がおひとりさまお断りであったのに、
わざわざ富山から金沢に寄ったのは、もちろんこのため。
そう、金沢城。
金沢城は、1580年に、織田側の佐久間盛政によって築城され、その後、金沢に入った前田利家によって改修がなされたお城です。
天守は、1602年の落雷によって消失し、その後は再建されなかったそうです。
石川門から入ります。
こちらが表門。
そして櫓門。
二重の櫓や
続櫓などに囲まれた枡形になっています。
内部に入ることができ、
門を見下ろすと、枡形の構造が理解できます。
次に向かったのが鶴丸倉庫。
幕末に建てられたとされていて、城郭内の土蔵としては、全国的にも最大級だとか。
こちらは三十間長屋。
海鼠壁が美しいことでも有名です。
一度消失して、幕末に再建されたのだそうです。
以上の3つの建物が現存で、重要文化財に指定されています。
三十間長屋の裏にあるのが玉泉院丸庭園です。
元々は、藩主の内庭として存在していた庭園ですが、明治に取り壊され、平成27年に復元されたのだそう。
庭園に向かう途中に、今回オババが一番興味があった色紙短冊積石垣があります。
「ブラタモリ」で、タモリさんが“モンドリアン”と言っていたのが印象に残っています。
石垣の博物館と言われるほど多彩な石垣が存在する金沢城の中でも、アートの要素が非常に強い石垣です。
と、ここまででオババの興味は満たされましたが、一応金沢城の”メイン会場”である五十間長屋にも行っておきます。
途中にある二の丸広場は、現在発掘調査中で立ち入りができません。
10年後くらいに来ると、いろいろ新しいことが分かって、復元されているかもしれませんね。
で、五十間長屋は、平成13年に復元されたようで、ここだけ有料です。
中は新しく、オババにとってはフ〜ンという感じだったのですが、
ここでとっても嬉しいことが!!
実は、事前にチェックしていて、金沢城では御城印を販売していないと思っていたのです。
ところが、販売の要望が多かったらしく、なんとオババが訪れた5日前から、販売を開始したのですって。
こちらの建物の中で販売されていますので、御城印を集めていらっしゃる方はぜひ(入場料を払って)お買い求めくださ〜い。
100名城スタンプもしっかりゲットしました。