長々と書いてきた年末年始の旅行記も、ようやく今回で最後になります。
今回の旅行で最後に訪れたのが「石山寺」。
奈良時代に創建の由緒あるお寺で、紫式部が『源氏物語』を書いた場所としても知られています。
HPから境内図をお借りしましたが、様々な歴史的建造物や、“石山寺”の名前の由来でもあり天然記念物に指定されている珪灰石の奇岩など、境内には見どころがたくさん。
以前、彦根城を訪れた際に立ち寄ったことがありますが、何度訪れても、散策するだけでも愉しめる場所です。
御本堂へと続くこの道も、桜の季節だとさぞ美しいでしょうね。
御本堂は、滋賀県で最も古い木造建築なのだとか。
「多宝塔」は鎌倉期の建築だそうです。
「毘沙門堂」。
硅灰岩の奇岩が、アートのように境内を飾っています。
今回は、彦根城(玄宮園)で予定時間をオーバーしてしまったために、ちょっと慌ただしい拝観になってしまいました。
やはりこういう場所は、一人のんびり訪れたいものです。
日本書紀にも登場する橋で、戦国の時代には「唐橋を制するものは天下を制す」と言われるほど、京都に通ずる要の場所とされてきた橋です。
なんと、虹がかかっていましたよ!
その橋のたもとにある「料亭 あみ定」で、今回の旅行の最後の昼食をいただきました。
まずは前菜から。
料亭らしい会席料理です。
「鱈親子鍋」
親子???白子は子供ではないような気がしますが・・・
まぁ、パパも無視してはいけないということで(笑
「サーモン吟醸焼」
ワカサギの天ぷら。
これは最高に美味しかったです。
旅行会社が気を利かせてくださったようで、オババ用にウェルダンにしてくださっていましたぁ。
ご飯セットは、湯葉とろ卵付き。
そしてデザート。
京都駅での前泊を含め、(相方さんと一緒に)3泊4日の充実した年末年始を過ごすことができました。
個人では、年末年始のお宿を確保することさえも難しく、食事の予約も、営業しているお店を探すのも容易ではなかったと思われます。
大晦日のうちに神社での参拝を行い、元旦は人混みを避けるかのように島に渡っての初詣。
交通渋滞に遭うこともなく、さすがに旅行会社ならではの企画だと感心しました。
さてさて来年のお正月は、どこで(誰と)どう迎えましょうか・・・。