オババのトラベルジャーナル

社会生活からリタイアした有閑オババの隠居旅。ちょっと素敵なお宿に泊まって、のんびりお城や神社を巡ります。

【熊本】再訪「天ノ寂」③:夕食

「天ノ寂」の食事は、1階のレストランでいただきます。

エントランスがあるフロアーが実は2階で、

ビーフロアの下にレストランがあります。

 

カウンター席が10席に、個室が7部屋あり、

すべての席から海の風景が見えます。

 

チェックイン時にカウンター席か個室かを尋ねられ、

カウンター席をお願いしていました。

 

あいにく今回も雲が立ちこめていましたが、

それでも海を眺めながらの食事は幸せにしてくれますし、

 

このように空に赤みがさすと、

オババには、沈みゆく夕陽が見えたりします・・・妄想

 

まずは予約サイトの特典で、

オーストラリアのスパークリングをいただきました。

 

先付は牛蒡のムースです。

和食がベースですが、

スパークリングにあうお料理です。

 

そして前菜のプレート。

こちらも「車海老のクリームチーズカナッペ」があったりと、

和食がベースでありながらも、”とらわれない”アレンジです。

 

そういうこともあってか、

ワインの取り揃えがすごいのです。

 

赤なんて、

「シャトームートン・ロスチャイルド」に「シャトーラトゥール」、

「ロマネコンティ」までありますよ。

 

オババは、某ホテルのワインアカデミーに数年通って、

知識はあるのですが、庶民の舌しか持ち合わせていませんので、

リストを見ただけで満足です。


一番お手頃なブルゴーニュピノをお願いしました。

 

するとここでスタッフさんから、

「前回もこちらを飲まれました」と。

 

オババたちは1年前に1度宿泊しただけですが、

その時飲んだものの記録が残っていたのです。

もうビックリです!!

 

40年ほど前、まだ飛行機にマイルだのLCCだのがなかった頃、

ファーストクラスでは飲食の記録がされていた記憶はありますが、

常連でもないのに、お宿でこのような記録が残されているなんて、

感激でした。

 

・・・と、お料理に戻して、

 

次は土瓶蒸し。

松茸の他に鱧も入っていました。

 

そしてお造りです。

クエ、マグロ、太刀魚に、



お待ちかねの伊勢海老です。

なぜかシッポだけがボイルされていましたが、

とっても美味!!

 

これは天草黒毛和牛テールの真丈。

白木耳の餡がかかっていました。

 

焼物は「鮑の浜焼き」か

「天草黒毛和牛のステーキ」の選択で、

ステーキをいつものようにウェルダンでお願いしました。

 

そして、横の天ぷらブースから

揚げたての渡り蟹や伊勢海老に、

 

大黒しめじ他のお野菜が出され、

 

ここから、

見覚えのあるこの方にお寿司を握ってもらいます。

(写真掲載の許可をいただいています)

 

烏賊に

 

マグロに

 

アレ〜?

メモには車海老と書いてありますが、写真がありません。

一番美味しかったので、食べることに夢中だったようです。

 

先ほどのお造りの頭を使ったお味噌汁と一緒に、

 

縞鯵に、

 

穴子

 

最後に生雲丹。

 

「お好きなものをもう一度握りましょうか」と言われましたが、

もうお腹がいっぱいです。

九州スタイルの新鮮なネタが際立つお寿司でした。

 

デザートは、ちゃんと別腹に入ります。

10月の宿泊でしたのでハロウィン仕様で、

かぼちゃのブリュレに白玉串とフルーツ。

 

今回も大変満足のいくお料理でした。

ごちそうさまでした。