オババのトラベルジャーナル

社会生活からリタイアした有閑オババの隠居旅。ちょっと素敵なお宿に泊まって、のんびりお城や神社を巡ります。

【愛知】城郭の姿をした「蒲郡クラシックホテル」①

今回の蒲郡旅行の目的は、

蒲郡クラシックホテル」に宿泊することでした。

 

コロナ禍で身動きが取れなかった2022年に、

「東京ステーションホテル」で「クラシックホテルパスポート」なるものを購入し、

6個目のスタンプをゲットするために訪れたのが

この「蒲郡クラシックホテル」です。

 

2016年末に「観光立国推進基本法」が成立して以来、

国の政策の元で外国人旅行客の誘致が推進され、

その結果(まぁ、それだけが理由ではありませんが)

現在、大量の外国人が狭い日本に押し寄せ、

オババがいつもブツクサ言っているわけですが、

 

昭和初期にも同様に、国の政策によって、

外国人観光客を誘致した時期があり、

それを受けて1934年に開業したのが、

今回のホテルの前身の「蒲郡ホテル」です。

 

一時期「蒲郡プリンスホテル」として

プリンスホテルが経営していたこともあり、

クラシックホテルとしての印象があまりなかったのですが、

 

丘の上にそびえ立つ

このお城のような建物を見た途端、

ワクワク感が一気に沸きあがりました。

しかも、新館や別館を建て増すことなく、

当時の規模を維持しているというので、期待が高まります。

 

建物配置はこのようになっています。

 

現在はステーキハウスになっている「六角堂」は、

蒲郡ホテル」の前身の「常磐館」の建物とのこと。

 

広いお庭は、

ツツジの季節にはとっても美しいのだそうです。

 

噴水を眺めつつ、

 

玄関に向かいます。

 

灯籠を思い起こさせるような玄関灯や、

 

こういう天井の木組み一つひとつに目が行きます。

 

もちろん文化庁の「有形文化財」に登録されていますし、

 

経産省の「近代化産業遺産」に認定されたり、

蒲郡市の「景観重要建造物」に指定されているようです。

 

建物の中に入って、こちらがロビー。

 

マントルピースがあるのも素敵です。

 

横にはちょっとしたショップがあったりします。

 

エントランス部分は吹き抜けになっていて、

キャンドルのようなシャンデリアが下がっています。

 

フフフ・・・クラシックホテルならではの

このエレベーターで2階に上がり、

 

シャンデリアを間近で見てみましょう。

 

天井部分のレリーフ

レースのようで美しいですね。

 

2階には、客室の他に「メインダイニングルーム」や

「ラウンジ・バー アゼリア」があり、

 

チェックインの時間まで少しありましたので、

バルコニーで一休みすることにしました。

 

昼間からCAVAをいただきました。

 

でも、抜栓してから時間が経っていたようで、

シュワシュワ感がありませんでしたぁ。

 

一緒にいただいたのはフレンチトースト。

でもね、これもオーダーしてから30分以上も待たされたので、

催促すると、「焼くのに時間がかかっています」と言われたのですが、

それから10分以上経ってから、やっと持ってこられました。

ウ〜ン・・・ちょっと疑ってしまったオババですぅ(笑

 

次回の投稿ではお部屋の様子についてお伝えします。