オババのトラベルジャーナル

社会生活からリタイアした有閑オババの隠居旅。ちょっと素敵なお宿に泊まって、のんびりお城や神社を巡ります。

佐賀県唐津市の「うなぎ竹屋」

前回、日南市の「うなぎ料理 大清」の記事で思い出し、どうしても書いておきたいお店がありましたので、今日はそのお店についてです。

 

オババが時々ゴルフ帰りに一泊する唐津に、とっても美味しい鰻屋さんがあるのです。

唐津の中心部に近い場所にある「うなぎ竹屋」です。

素敵な店構えでしょ。

 

なんでも大林宣彦監督の「花筐」のロケにも使用されたそうで、登録有形文化財に指定されているとか。

 

店内はこじんまりとしていますが、とっても趣のある落ち着いた雰囲気です。

 

3階建の店舗ですが、上の階は1度しか行ったことがなく、よく覚えていません。

 

こういう照明ひとつとっても、ほっこり感があります。

 

この店舗は1923年に建てられたといいますから、今年でちょうど100年ですね。

創業は、それよりも4〜50年前の明治10年からだそうで、

創業当時から、ず〜っと焼き方を変えていないのだそう。

 

蒸さずに、炭火で直焼きしているそうです。

ねっ、美味しそうでしょ。

香ばしくて、ふっくらしていながらも、しっかり歯応えもある鰻です。

 

ご飯にはタレをかけずに、お出汁でお米に味をつけているそうです。

ですので、鰻もシャキッとしていますが、ご飯も、フニャッとかべチャッといった感じが一切ないのですよね。

それでいて口の中でほんわかして、本当に絶品!としか表現できません。

 

以前は天然ものの鰻を使っていたそうですが、さすがに最近は手に入らなくなり、国産の養殖ものを使用しているそうです。

この時は、宮崎産だとおっしゃっていました。

でも焼き方なのでしょうか。

天然ものと言われたら信じてしまいそうなくらい、そんじょそこらの養殖物とは全然お味が違います。

 

鰻が焼き上がるまで、このポリポリ骨を食べながら、うざくで一杯。

至福の時間です。

 

近くにご旅行の際には、ぜひお店に行ってみてください。

オババのイチオシの鰻屋さんです。