今回のツアーでは、お部屋のカテゴリーを選択できましたので、「石蔵」の洋室タイプで申し込んでいました。
アサインされたのは、1階の「うらら」というお部屋です。
玄関を入って、
右側がリビングスペース、
左側がベッドルームになっています。
まずは、リビング側からもう少し詳しく見ていきます。
手前に、円いテープルセットがあり、
お茶請けのお菓子を置いてくださっています。
「赤松」という霧島銘菓。
熊本の「松風」に似ていて、素朴なお味の薄いおせんべいが1包に何枚も入っています。
奥に、壁側のテレビに向かって、籐のソフアセットが置かれています。
今回は部屋で寛ぐ時間がなくて、ここに腰掛けた記憶がありません。
横には、ミニバーのカウンターがあり、
確か冷蔵庫の中はフリーだと言われたように思いますが、今回もいただく機会がありませんでした。
カップ類もひととおり揃っています。
天降川に面していますので、景色も見えたはずですが、
お部屋からの風景を重視するオババなのに、到着した時にはすでに暗く、翌朝も薄暗いうちに大浴場を覗きに行ったりして、なぜかお部屋からの風景の記憶がありません。
まぁ、今回のツアーは、専門家と神社を巡ることに重きが置かれていますので、
お宿での時間を確保するのは難しかったように思います。
次に、ベッドルームを見てみましょう。
ベッドの横にはリラックスできそうな椅子が置かれています。
ええ、こちらも腰掛けた記憶がございませんワ。
和柄を組み合わせたヘッドボードが、落ち着いた雰囲気を醸し出してくれています、
こちらのお部屋にクローゼットがあり、浴衣や大浴場に行く時のお風呂セットが準備されています・・・が、こちらもすべて使用する機会がありませんでした。
リビング側からもベッドルーム側からも行けるような形で水回りがあり、
(写真を撮り忘れましたが)シンプルな洗面台が設けられています。
アメニティ類は、ボトルタイプ。
洗面台の背面にドアがあって、
左側がトイレット、
右側がシャワールームになっています。
洗面台の横に、半露天風呂があります。
お宿自慢の源泉掛け流しのお風呂です。
寛ぐための椅子があったりしますが、
ここにはシャワーがありませんので、シャワー室から行ったり来たりが、ちょっと難アリだった感じもします。
ただ、非常に寒い日でしたが、暖房の関係か、お湯加減の関係かはわかりませんが、
寒さを感じることなく、気持ちよくお湯を楽しめした。
(このことは、3泊目のお宿を利用して改めて気付いたことです。このような“本物”のお宿は、利用者側が当たり前に感じるようなことにも、さりげない配慮がなされているようです)
・・・と、利用したのかしないのか分からないような簡単なお部屋案内になりましたが、スケジュール的に、明るい時間帯の風景を楽しめなかったことがとても残念です。
気候の良い時に、宿泊だけを目当てに訪れると、素敵な滞在ができていたことと思います。
次回は、少し前に改装されたという本館地階の「瑠璃紫」のお部屋に宿泊してみたいものです。
『家庭画報』にも紹介されていたましたが、とっても素敵な雰囲気でしたよ。