オババのトラベルジャーナル

社会生活からリタイアした有閑オババの隠居旅。ちょっと素敵なお宿に泊まって、のんびりお城や神社を巡ります。

琵琶湖に浮かぶ神秘の島「竹生島」

年末年始を琵琶湖北部の「ロテル・デュ・ラク」で過ごし、

パワースポットとして名高い神秘の島竹生島」に、初詣に出かけました。

すでに2月に突入しているのに、今さら初詣の記事??という感じではありますが、お許しくださいね。

 

竹生島は、琵琶湖北部にある周囲2kmの島です。

奈良時代行基が弁財天像を安置し、神仏習合の時代を経て、“神様の棲む島”とも言われているようです。

 

竹生島へは、長浜港と今津港から船が出ていて、それぞれ30分程度で渡ることができます。

オババたちは、今津港から乗船して、長浜港行きで帰りました。

 

湖だから穏やかかと思いきや、結構お天気に左右されるようで、この日も以後の波が気になるとかで、慌てて早めの出港でした。

お陰で完全な貸切状態・・ある意味ラッキーでした。

 

竹生港に到着すると、165段もの階段がお出迎え。

「祈りの階段」というそうです。

 

竹生島は1つの大きな花崗岩からできているそうで、切り立った崖にお寺や神社が建てられています。

お城や神社だけでなく、観光にも年齢制限を感じつつ、なんとか165段の階段を登りきりましたぁ。

 

階段を登りきったところに、宝厳寺があります。

 

聖武天皇の夢枕に天照皇大神が現れ、寺院の建立を告げたのだそう。

そこで僧の行基に命じて、724年に弁財天像を安置したのが始まりなのだとか。

江ノ島神社」や宮島の「厳島神社」とともに「日本三弁財天」とよばれ、その中でも最も古い建立です。

 

三重塔。

江戸時代初期に焼失し、2000年に再建されたそうです。

 

国宝の「唐門」。

大阪城から移築されたとされ、秀吉時代の大阪城の唯一の現存建物だとか。

 

舟廊下。

豊臣秀吉の「日本丸」の一部が利用されているそうです。

 

その先には「都久夫須麻(竹生島)神社」があります。

御本殿は、伏見桃山城から移転されたとされ、こちらも国宝に指定されています。

 

拝殿からは「からわけ投げ」ができ、こちらの鳥居の間をくぐり抜けたら願いごとが成就するのだとか。

 

今年最初の御朱印を頂戴しました。

 

琵琶湖に浮かぶ小さな島「竹生島」は、歴史が詰まったパワースポットでした。

 

一面雲に覆われ、島に渡るのも危ぶまれたお天気でしたが、

初詣を済ませ、最終便で長浜港に向かう時には、雲の合間から、美しい夕陽を見ることができました。

今年もきっと佳い年になりそう!!