オババのトラベルジャーナル

社会生活からリタイアした有閑オババの隠居旅。ちょっと素敵なお宿に泊まって、のんびりお城や神社を巡ります。

“高級ツアー”に参加してみました

少し前までは、ツアーに参加する人の気持ちが理解できませんでした。

人が計画したスケジュールで行動して、一体何が楽しいのだろうか・・・ってね。

 

もともと団体行動が苦手ですので、

これまでは、国内だけでなく海外へも、自分で計画&手配して、

一人でホイホイ出かけていました。

 

ところが年齢を重ねてくるとですねぇ・・・

まず荷物を運ぶのが面倒・・・

観光しようとすると移動が面倒・・・

それに加えて最近では、

イレギュラー時の対応に自信が持てなかったり、

“行き倒れ"なんかもちょっと気になり始めたりして・・・

 

そんなこんなで急遽方針転換、

ツアーも悪くないなぁ・・なんて思い始めています。

 

仕事で身動きが取れなかった頃から、妄想旅行や情報収集の手段として、

ツアーのパンフレットは、頻繁に眺めていて、

 

中でも、

JTBロイヤルロード銀座の「夢の休日」や、

グローバルユースビューロー、

三越伊勢丹ニッコウトラベル、

プレミアム旅行社の「家庭画報の旅」のパンフレットは、

今なお、ほぼすべてに目を通しています。

 

先月末、上記4社の中の一つのツアーに参加して来ました。

羽田空港集合・解散の山陰地方2泊3日のツアーです。

 

決め手は、オババが以前から興味を持っていたお宿に2泊することと、

訪問先が、一度行ってみたい/もう一度行っておきたい場所ばかりだったことです。

 

これからしばらくは、このツアーで訪れた場所や

宿泊したお宿についての記事が続くと思いますが、

その前に、

その“高級ツアー”がどういうツアーであったかを簡単にお伝えしますね。

 

まず参加者は、わずか4名!!

たまたま全員オババと同じ、一人参加の女性たちでした。

4名でツアー催行というのにもビックリですが、

参加した方によると、こちらの会社では、2名でも催行されたことがあったとか。

 

わずか4名にもかかわらず、移動は大型の観光バス!!

エネルギーの無駄遣いという感は拭えませんが、

“密”とは無縁の空間が確保されていました。

 

お宿でのお食事は、基本、個人客と同じ対応。

4名それぞれが、別々の個室で、個別の対応をしていただけました。

この点は、オババはとても嬉しかったです。

また、オババは利用しませんでしたが、

お宿の貸切風呂も、特別に、自由に利用させてもらえるということでした。

素敵なお宿だけに、スケジュールを詰め込み過ぎずに、

ゆったりお宿で寛ぐ時間が取られていた点も良かったです。

 

立ち寄り先の観光地では、それぞれにガイドしてくださる方が待っていて、

専門家ならではの説明を伺うことができました。

これは、一人旅ではなかなか難しいですよね。

神社では、一般よりもさらに一段階奥に入ってお祓いを受けたり、

旅行行程にはなかった場所にも案内していただけたりと、

特別感のある観光ができました。

 

添乗員さんも素敵な方でした。

社員の方で、業務はもちろんスムーズ。

常に客が楽しめるようにとの気配りが完璧でした。

添乗員さん独特の擦れた感じが一切なく、

言葉遣いをはじめ、とても好感が持て、

宿泊先も食事もすべて客とは別なのに、

必要な時には常にいて細やかなケアをしてくださる点にプロを感じました。

 

ツアーに参加すると、何かしらの我慢が必要だと思っていましたが、

すべてにおいて、一人旅以上の快適な旅ができました。

(お値段も一人旅以上でしたけどね・・・笑)