オババのトラベルジャーナル

社会生活からリタイアした有閑オババの隠居旅。ちょっと素敵なお宿に泊まって、のんびりお城や神社を巡ります。

混み合う前の黒部峡谷をトロッコで堪能

富山で、もう一つ定番の観光をしてきました。

黒部峡谷のトロッコです。

 

訪れたのは、紅葉はこれからという10月の半ば過ぎ。

紅葉が見頃の時期のトロッコは、さぞかし気持ちが良いことでしょうね。

ただ、あの人混みを見ると、紅葉前で良かったと思ってしまうオババです。

 

紅葉がなくても、「日本三大峡谷」と言われる美しい自然の風景がありました。

もうそれだけで、オババには十分幸せでした。

 

黒部峡谷鉄道は、元々は、黒部川電源開発のための資材運搬用の鉄道です。

宇奈月から欅平までの20.1キロを黒部川に沿って走り抜けます。

 

宇奈月駅から出発します。

真っ青な空が広がる気持ちの良いお天気です。

 

トロッコ車両は、オープン型の「普通客車」と

 

530円の追加料金が必要だけど、窓付きの「リラックス客車」があります。

 

渓谷の景色を楽しむには、行きは右側、帰りは左側の座席がオススメです。

 

湖面橋。

 

富山出身の室井滋さんのアナウンスで、見どころの説明が入りますが、だんだん解説なんて必要でなくなります。

 

自然に囲まれ、普段目にすることのない風景をボ〜ッと眺めているだけで満足。

 

それにしても、本当に良いお天気。

 

よ〜く見ると、少し紅葉しているのがわかります。

でも、鮮やかな紅葉がなくても十分満足。

 

次から次に、峡谷の美しい風景が見られるのですから。

 

時間が許せば、終点まで乗っていたい気はしますが、鐘釣の駅で降りて、少し散策をして引き返します。

 

温泉が湧き出すという河原まで行くつもりでしたが、河原まではかなりの階段があると聞いて断念。

 

ここは夏でも解けない万年雪が見られる場所だそうですが、昨今の異常気象で、雪が消えてしまったそうで、やはり雪はありませんでした。

 

鐘釣の駅に向かって歩いていたら、トロッコがやってきました。

この次の列車で宇奈月に戻りましょう。

 

同じ距離なのに、帰りはあっという間。

ボ〜ッと景色を眺めていたら、橋が見えて、宇奈月駅に到着です。

 

普段のオババの生活では存在しないトロッコ乗車。

旅先だからこその面白い経験と、美しい景色を堪能しました。