2泊目の夕食は、新館の地下1階にある和食レストランの「樂味」でいただきました。
前菜になるのかしら。
風情のある柿の器に盛られたフルーツといくらのゼリーがけ。
ついつい柿の器もホジホジしたくなります。
椀物は、紅ズワイガニの真丈。
お造りには、ヒラメのカルパッチョと、
本鮪に、富山湾の白エビもありました。
お魚料理は、甘鯛の松笠焼き。
今の季節ならではの銀杏が添えられていました。
前日の「トレゾニア」で、お肉をウェルダンでお願いしたからだと思いますが、ローストビーフに火を通してくださったとのこと。
ローストビーフに火を通したらいかんだろう・・などと思いつつ、
やはりローストビーフとは別物になってしまっていましたが、良いお肉を使っているからでしょうね。
美味しくいただけました。
菊花浸しに、
アツアツの蓮根餅。
土鍋で炊いた松茸ご飯のご飯セット。
そして、イチジクと栗を使ったデザートで締めくくり。
季節感いっぱいのお料理で、どれも美味しかったと思うのです・・・多分。
そう・・・多分・・・。
普段であれば、お料理を運んでくださるスタッフさんやソムリエさんと、一言二言会話を交わしながら楽しくいただくのですが、今回は、なんとなく話しかけられるような雰囲気ではなかったのですよね。
おそらく、人手が足りていなかったのだと思います。
ただでさえ和食の配膳は手間がかかりますし、奥には個室もいくつかあったようですから。
1杯4,500円の(お高めの)グラスワインをお願いしても、(怒っているの?と思うくらい)無表情のソムリエさんがササッと来て、(エッ?テイスティング?と思うくらいの量を)無言でサッと注いで、ササッと去って行って、なんだかなぁという感じでしたし、
お料理を運んでくださるスタッフさんは、とても感じが良い方ではあったのですが、何となく忙しそうで、
お食事を楽しむというよりも、バタバタと行き交うスタッフの足音の方が印象に残る夕食となってしまいました。