「東京ステーションホテル」は、東京駅の駅舎の中に位置するホテルです。
東京駅が国の重要文化財に指定されているため、いろいろな制約があるようですが、建物の構造を上手に利用して、さまざまなタイプのお部屋が全150室あります。
景観でのカテゴリーとしては、
皇居に延びる行幸通りを見渡せる「パレスビュー」や
丸の内側の景観が一望できる「パレスサイド」、
東京駅側に面した「クラシック」、
南北のドームの内部に面した「ドームサイド」などがあります。
オババは今回もですが、「ドームサイド」しか利用したことがありません。
「ドームサイド」は3つのタイプのお部屋があり、
30m2の「ドームサイドキング」と「ドームサイドコンフォートキング」、
44m2の「ドームサイドスーペリア」はツインとキングがあります。
今回は、「ドームサイドスーペリアキング」のカテゴリーを予約し、アサインされたのは、南側ドームに面した3075のお部屋です。
では入りますよ。
部屋に入ってすぐの右側にバスルーム、
左側にドリンクバーがあり、
ドリンクバーの奥がクローゼットルームになっています。
部屋を奥に進むと、右側がベッドスペース、
左側がリビングスペースになっていて、
こちらの壁側にデスクが置かれています。
天井までの高さが3.9mあるそうで、
カーテンをはじめ、クラシックな雰囲気でまとめられています。
ベッド側にもリビング側にも、それぞれ一つずつ、素敵なシャンデリアが下がっているのですが、ベッドの真上にあるというのが、神経質なオババには、地震や埃が気になるところ・・(笑
川端康成、松本清張、江戸川乱歩などにも愛されたホテルなだけに、デスクの上のメモ用紙には、原稿用紙の罫線が入っています。
テーブルの上には、予約サイトの特典で、ホテル名入りのとらやさんの羊羹とアルコールに、
ギブアウェイのアメニティーが置かれていました。
ドリンクバーは、特に目ぼしいものはありませんが、
ドリップコーヒーのパッケージに、1960年頃のホテルの写真が使われているのがオシャレです。
スリッパは、お部屋の雰囲気にフィットした落ち着いた色合いで、
パジャマはワンピースタイプ。
バスルームは、洗面台も
バスタブも機能的で使いやすく、清潔感もあります。
ヘルスメーターが、ポンド併記です。
ソープ類は、フランスの香水ブランドとコラボしたホテルオリジナルだそうです。
女性用の基礎化粧に、雪肌精もありました。
こちらのお部屋の一番の特徴は、なんと言っても、縦長の窓から眺める
東京駅のドーム内の風景です。
改札口を行き交う人々や、
間近で見るドームの美しいリリーフ。
オババがドームサイドにこだわる理由です。