最近は、館内のアートツアーをするホテルが増えましたが、「ザ・リッツ・カールトン京都」の「アートツアー」は圧巻でした。
ホテル内のアートは「源氏物語」をコンセプトにしていて、80人の日本人アーティストによる400点以上ものアート作品があるそうです。
記憶が曖昧なので、ザザッとしか紹介できませんが、アートツアーは、コンシェルジュデスクがある通路からスタートしました。
何気に見ていた壁の模様。
お花模様にも見えますが、これも部屋のドアと同じく七宝模様だとか。
仏教では七つの宝を意味するそうで、円が続いていることから、円満やご縁を表すようです。
こちらはクリスタルビーズで覆われた琵琶。
光を当てると色が変化します。
古都をイメージさせる琵琶の色を変化させることで、京都の四季の移ろいを表現しているとか。
1階ロビーにあるこちらの作品は、京都のお寺の樹齢600年の枝垂桜がモデルで、一筆で書かれているそうです。
こちらの照明は、和傘を二つ合わせたものだとか。
奥のキラキラのカーテンは、上下から光を当て、月光に照らされる竹林をイメージしているそうです。
イタリアンレストラン「ラ・ロカンダ」の中庭にある灯籠は、下部にマリア様が彫られていて、隠れ信仰の対象だったそうです。
同じくレストランで目を引くこちらの作品。
4つのテーマで作られているとか・・・・詳細は忘れました。
「水暉」の前のシャンデリアは、和傘の軸で作られたのだそう。
移築された「夷川邸」。
総檜造の明治建築です。
こちらの作品にも引き込まれました。
タイトルはないそうですが、震災を描いたものとのこと。
1時間の「アートツアー」ですが、次から次に感動するものばかりで、美術館巡りのように楽しめました。
なにぶんにもオババの記憶が曖昧で、もしかしたら誤りがあるかもしれませんので、是非直接説明を受けながら、実物をご覧になってください。