オババのトラベルジャーナル

社会生活からリタイアした有閑オババの隠居旅。ちょっと素敵なお宿に泊まって、のんびりお城や神社を巡ります。

友達旅行ができない

オババくらいの年齢になると、子供が独立して夫はまだ仕事・・ということで、友達どうしで旅行をする人が多いようです。

 

オババは、社会人になって以降、旅行は基本ひとり旅。

国内だけではなく、イギリスだってアメリカだって、一人で出かけていました。

もちろん海外では、日が暮れてからはホテルを出ないとか、危険な路地には近寄らないなど、たくさんのマイルールを定めていましたが。

 

最近は、歳をとったのでしょうねぇ・・・。

時には誰かと一緒に行きたいなぁ・・・なんて思うことがあります。

 

でもね、友達旅行というのができないのですよねぇ。

元々、そこまでの友だちがいないということもありますが(笑

問題は宿泊なのです。

 

オババとしては、友達と一緒の部屋に泊まるというのは、絶対に、絶対にありえないのです。

 

オババが同室OKなのは、元夫と(片)親、姉、姪くらいです。

親に(片)がつくのは、両親との3人なった場合は、2ベッドルームのお部屋か、両親とは別の部屋をとります。

 

たまに学生時代の友人や、元同僚から旅行のお誘いがあっても、

部屋は別々にしてほしいと持ち出すと、100%話が頓挫します。

友達にしてみると、

わざわざ割高になってまで旅行する必要はないとか、

オババが友人関係を拒絶しているかのように思うようです。

 

日本って、お布団文化があるからかしら。

親族が集まって、同じ部屋に泊まっても平気という人も多いようですし、女性どうしだけでなく、男性どうしも平気という人もいますよね。

 

そのくせ、夫婦が同じベッドは嫌だという人が多いのですよね。

 

オーストリアのホテルで、日本人の熟年カップルが、ホテルと揉めている現場に遭遇したことがあります。

耳をダンボにして聞いていると、ツインの部屋にしてくれと言っているようで、ホテル側はその部屋はツインの部屋だと言い張っていました。

間に入った添乗員さんは、ホテル側からも客側からも責められていましたワ。

どうやらハリウッドツインだったようで、

結局、ベッドを移動して間を空けるということで落ち着いたようです。

 

他人と同じ部屋でも構わないのに、何がなんでも夫婦のベッドは離してほしい・・・アルアル話ですよね。

 

オババは、おひとりさまの旅行の時は、できるだけツインの部屋ではなく、ダブルの部屋を予約しています。

でも日系のホテルって、海外の逆で、ラグジュアリー系のホテルでも、ダブルの部屋が非常に少ないのですよね。

スイートでもツインしかないということがあります。

 

上の話の逆バージョンで、ダブルを予約したのに、実際はハリウッドツインで、これでは意味がないワとガッカリした経験もあります。

 

今日は、ホテルのお部屋の、共有空間に対する感覚の違いについてのお話でした。