泊まりたいホテルなり旅館なりがあって、そのお宿に宿泊することが目的の旅行であれば、どんなに駅から遠くても、まったく苦には感じませんが、
そうでない場合は、ついつい新幹線から降りてすぐのお宿を選んでしまいます。
特に駅直結というのは、怠惰なオババには、この上なく大きな魅力です。
例えば京都。
京都には、泊まってみたいお宿がたくさんあって、お宿に宿泊することを目的に出かけることが多いのですが、
何か用事があってとなると、ほぼ100%「ホテルグランヴィア京都」です。
駅構内からエスカレーターを上がるだけですからね。
全537室の巨大ホテルで、ロビーなんて常に人で溢れていますが、スタッフさんの手際が良いのか、チェックインでイライラしたということもありません。
寝るだけであれば、比較的リーズナブルなお部屋もありますし、
室内は思いのほか静かで、グランヴィアフロアにすると、より静かな環境が得られます。
ただ朝食は、「ル・タン」での激混みビュッフェを避けて、「浮橋」の和食にしています。
名古屋だと、「マリオット名古屋アソシアホテル」を選ぶことが多いです。
こちらは全774室と超巨大なホテルですし、アメリカの大型チェーン系は、あまり好まないのですが、駅直結は、それを超える魅力があります。
こちらはお部屋選びを気をつけないと、
建物の位置によっては、風の軋み音が気になるかも。
レストランの激混みは想像できますから、朝食付きプランを選んだことがなく、ルームサービスで、名古屋ならではのちょっと変わった洋食をいただきます。
札幌では、100%「JRタワーホテル日航札幌」を選んでいます。
こちらは全342室。
札幌も福岡同様に、なかなか新しいシティホテルが建ちませんね。
リノベーションが行われても、水回りが旧式です。
でも、こちらは福岡と違って、窓から市街が一望できます。
スタッフさんの対応が素晴らしいのも魅力です。
大阪は、そもそも新大阪と大阪が離れていることもあり、開業当初から「ザ・リッツ・カールトン大阪」を選ぶことが多かったのですが、
マリオットの傘下に入ったりと少しずつ雰囲気が変わり、何度か外国人旅行客で嫌な思いをしたり、リノベーションでラブリー感が失せたりで、
最近は、大阪駅直結の「インターコンチネンタル大阪」を利用することが増えてきました。
東京は、駅直結で言えば「東京ステーションホテル」。
お部屋も素敵ですし、スタッフさんの対応も素晴らしいのですが、
ホテル内で、とてつもない距離を歩かなくてはならなかったり、朝食レストランが激混みということもあって、
日本橋口からほぼ直結の「シャングリ・ラ 東京」を利用することが多いです。