オババのトラベルジャーナル

社会生活からリタイアした有閑オババの隠居旅。ちょっと素敵なお宿に泊まって、のんびりお城や神社を巡ります。

クラシックホテル

[大好きだった国の大好きだった方がお亡くなりになりました。

全世界の女性たちに感動を与え続けてくださり、ありがとうございました。

安らかに眠られますように。]

 

昨年、世間一般の退職年齢よりもちょっとだけ早く、仕事から離れました。

人生最終章の生き方は、40代の頃から模索していましたが、

ところがどっこい、実際に自由になって、一番したいと思ったことが(国内)旅行でした。

 

で、お宿に宿泊するだけではもったいないなぁ・・と思って取り入れたのが「お城」と「神社」ですが、

実は最近、もう一つ取り入れようかと思っているものがあって、それが「クラシックホテル」です。

 

クラシックホテルの定義は明確ではないらしく、

戦前に創業して現在も営業しているホテルだとか、

戦前に建築された建物で営業しているホテル、

あるいは、営業していなくても、文化財などとして保存されているホテル

などを指すようです。

 

2017年に「日本クラシックホテルの会」というのが設立されて、

そこでは、太平洋戦争以前に創業し、建物など当初の姿が現存(もしくは復元)していて、

文化財や産業遺産などの認定を受けているなどの条件が満たされているホテルが加盟しているそうです。

 

現在加盟しているのは次の9つのホテルです。

日光金谷ホテル(栃木)

富士屋ホテル(神奈川)

③万平ホテル(長野)

奈良ホテル(奈良)

⑤東京ステーションホテル(東京)

ホテルニューグランド(神奈川)

蒲郡クラシックホテル(愛知)

⑧雲仙観光ホテル(長崎)

⑨川奈ホテル(静岡)

 

でね、ご存知の方も多いと思いますが、「日本クラシックホテルの会」では、「クラシックホテルパスポート」というのを発行しています。

加盟9つのホテルのスタンプを集めるシステムで、4つとか9つとか集めると、プレゼントがあるのだそう。

 

まぁ、プレゼントはともあれ、御朱印や御城印を集める感覚で、ちょっと集めてみようかなぁと思っているところです。

 

クラシックホテルって、結構オババのハートをくすぐるのですよね。

建物をはじめ、サービスや伝統を守り続けているということだけでも感激ものです。

 

これは万平ホテルのアルプス館のお部屋。

時々、クラシックホテルは古いからイヤだという人がいますが、手入れが行き届いた古さには趣があります。

 

こちらは「雲仙観光ホテル」のお部屋。

ずいぶん前にリノベーションが行われ、“古さ”の中に、クラシックな新しさが加わりました。

 

ウィリアム・モリスのこの壁紙が好き過ぎて、

自宅の寝室のカーテンやベッドライナーは、同じ柄にしています。

 

「東京ステーションホテル」のドームのお部屋もお気に入り。

100年以上の歴史を大切に、東京駅の復元と同時に再出発したホテルです。

 

歴史に想いを馳せながらのホテル巡り・・・やっぱり面白そうだワ。

100名城よりも、楽しいスタンプ集めになりそうです。