昨日、沖縄の記事を書きましたが、もう一つ書いておきたいお宿があります。
一度しか(しかも一泊しか)宿泊したことがありませんので、「もう一度泊まりたいお宿」のカテゴリーで書きます。
コロナ前に訪れましたので、古い宿泊を取り上げて恐縮ですが、
かつては(夫婦で)別荘購入や老後の移住まで考えていた“思い入れ”の強い沖縄で、
おそらく今後はもう、オババが訪れることがない沖縄ですので、ご了承ください。
この時は全16室のお宿でしたが、その後一棟貸し切りのような「伽藍別邸」もできたようで、現在は全18室とあります。
オーシャンフロントのお宿でありながら、
恩納村あたりのリゾートホテルと違って、夕食時のレストランで、
他にも宿泊客がいたのかと確認したくらい
館内で誰とも会うことなく
静かなリゾートステイができました。
この近くに豪邸をお持ちだった某演出家の方が、“この辺りは磁力が強過ぎる”とおっしゃったそうですが、
大きなガジュマルの木が生い茂る中庭や
窓の外の
石仏などを見ていると、
ハワイでいうところの“マナ”にも似た不思議な空気を感じます。
「百名伽藍」は“和琉スタイル”を謳っていますが、リゾートホテルというよりは、沖縄式の(リゾート)旅館といった感じです。
建物の最上階の5階には、「方丈庵」という貸し切り露天風呂が6棟あります。
それぞれが、離れのようになっていて、
ちょっと寛げる和室と
露天風呂付きのテラスがありますので、
海の風景を眺めながら、のんびりお湯に浸かり、
別室の自室のような感じで使うことができます。
館内の施設も充実していて、
琉球王国の歴史を伝える絵画がズラ〜ッと展示されていたり、
ライブラリーや
「禅の間」という無になるための空間があったりします。
お部屋に篭るだけでなく、敷地内全体でのんびりできるリソート旅館です。
なんといっても、目の前には、沖縄の海の風景が広がっているのが魅力です。