オババのトラベルジャーナル

社会生活からリタイアした有閑オババの隠居旅。ちょっと素敵なお宿に泊まって、のんびりお城や神社を巡ります。

兵庫県「有馬山叢 御所別墅」③食事

「有馬山叢 御所別墅」のお食事は、“山家(やまが)会席料理”とのこと。

”山家”???山菜料理や猪かしら・・・なんて思っていましたが、こちらのお宿で言う”山家”とは、“わが家”を意味するのですって。

 

御所別墅の前身は清水寺だそうで、尼僧さんが避暑に訪れた外国人をもてなしたように、和食文化に神戸の洋食文化を合わせたお料理を提供したい・・・ということのようです。

 

見た目の豪華さにとらわれない、真の良質な食材を用いたお料理とのことです。

 

個室のお食事処もあるようですが、この日は食事客が2組しかいなかったからか、

 

オババたちが案内されたのは、広い窓が設けられたカウンター席でした。

この時は2組でしたが、たとえ満席でも、隣が気にならないようなゆったりしたカウンターです。

 

最初に出されたのがこちら。

エッ?いきなりお抹茶??と思っていたら、万願寺シシトウのすり流しですって。

 

大きな箱が運ばれてきて、蓋を開けると、

 

ウワ〜ッ、見ているだけでも愉しい前菜のお重です。

 

ヒラメとカンパチのお造りに、中トロの握り。

 

胡麻豆腐を焼いたお料理。

 

稚鮎の焼き魚。

 

れんこん餅。

 

メインは、幻の但馬牛と言われる但馬玄(たじまぐろ)のロース。

 

これにご飯セットと

 

3種類のデザート。

どれも美味しくいただきました。

 

以前はフランス料理が提供されていたそうで、ワインセラーの中には、なかなか美味しそうなワインが取り揃えられていました。

 

心のこもったお料理をいただきながら、ブルゴーニュの飲み比べみたいなことをさせていただきました。

ごちそうさまでした。

 

翌朝も、同じカウンターで、窓の外の景色を眺めながらいただきました。

 

朝食は洋食でした。

 

普段、ホテルの朝食でパンをいただくことはほとんどないのですが、美味しそうだったので、フレンチトーストにも手を出してしまいました。

 

有馬温泉は、三宮からバスも出ていますし、温泉街からお宿までは、送迎もしていただけます。

ですので、また訪れたいなぁと思うのですが、やはり離れに一人はイマイチ勇気がなくて、いつか誰かを誘って、また宿泊できるといいなぁと思っています。