気に入ったお宿には、何度も訪れるタイプのオババですが、もう一度泊まりたいのだけれども、もう訪れる機会はないかなぁと思うお宿を取り上げています。
今回は、有馬温泉の「有馬山叢 御所別墅」。
なんだか難しい字ですよね。「ありまさんそう ごしょべっしょ」と読みます。
有馬温泉の歴史は、日本書紀にも登場するくらい古く、道後温泉や白浜温泉と共に、日本三古湯の一つとされています。
その有馬温泉の賑やかな温泉街から少し離れた、静寂な坂の上に、「有馬山叢 御所別墅」はあります。
1400坪の敷地に、100m2の離れが全10室。
池に面した平屋タイプ「山叢」と、川に面したメゾネットタイプ「瀧川」があります。
こちらが母屋。
中に入ると、落ち着きのある素敵な空間が広がっています。
奥には、カウンター形式のお食事処のお部屋もあります。
こちらは個室のお食事処(だと思います)。
ここを通り抜けて外に出ると、
テラスがあり、その下に見える屋根は、「瀧川」の離れ(だと思います)。
この時オババたちが利用したのは、お庭を横切って、
山側の「山叢」です。
お部屋の様子は、また明日お伝えしますね。
お部屋にも温泉がありますが、敷地内には、温泉棟「有馬山叢陶泉」もあります。
お部屋が10室しかないお宿ですし、たまたまこの時の宿泊客は4組とおっしゃっていましたので、完全な貸切状態です。
有馬温泉には、鉄分と塩分を含む茶褐色の金泉と、
無色透明の銀泉がありますが、
こちらのお宿は、お部屋も温泉棟も、金のお湯です。