母の米寿の記事を書いたついでに、父の卒寿の記事も書いておきます。
(“人が動く時は動かない”を信条にしているオババですので、次回の宿泊まで、何を書こうかと苦慮しています・・・笑)
この時は、コロナの感染が比較的落ち着いていた時期でしたが、やはり高齢の両親への感染を考慮して、「御宿 竹林亭」に宿泊しました。
(『家庭画報』の9月号に取り上げられていましたよ)
弟を加えて5人での利用でしたので、姉とオババは、以前こちらにもアップしたことがある「梧竹」のお部屋をお願いして(『家庭画報」にもこのお部屋が載っていました)
両親と弟には、オババも泊まったことがない「貴賓室(秀峰)」のお部屋を予約し、食事は5人揃ってこちらのお部屋でいただくことにしました。
上皇ご夫妻が天皇時代に泊まられたことのあるお部屋で、現在の天皇ご夫妻も、休憩で立ち寄られたことのあるお部屋です。
玄関を入って、お庭の緑を眺めながら、オババたちのお部屋とは反対の廊下を
ズズ〜っと進んだ突き当たりに
貴賓室(秀峰)があります。
繊細な組子細工に出迎えられ、
広い廊下というか縁側というか・・にグルッと囲まれて、
和室が3室連なります。
一番奥のお部屋に、本来は座卓だと思いますが、両親のために、テーブルを入れていただきました。
食事の時はさらにもう一台テーブルを入れてもらって、5人揃って食事をしました。
こちらのお部屋は、夜、弟がお布団を敷いてもらったようですが、
一番手前にあった和室は、結局誰一人、一度も入ることなく終わりました。
奥にある御船山を借景に、
手入れの行き届いた見事なお庭の景観も独り占めできます。
和室を出た所に、「化粧の間」という和室があり、美智子さまのお着替えでも使われたそうです。
寝室がこちら。
ベッドヘッドが銀ピカでありながらも、落ち着いた雰囲気です。
梁が見事で、シンプルなお部屋に趣を加えています。
そして寝室の横には、屋根付きの大きな露天風呂。
「梧竹」のエキゾチックな露天風呂も素敵ですが、開放感があるこちらのお風呂にユッタリ浸かるのも気持ちが良いでしょうね。
立派な内湯もありますが、使われる機会はほとんどなさそうですよね。
・・・と、250m2もある特別感がたっぷりの貴賓室でした。
でもやっぱりオババには、「梧竹」のお部屋の方が居心地が良さそうです。
「御宿 竹林亭」は、二人からしか予約を受け付けていませんので、今後オババが行く機会は、グ〜ンと減ってしまいそうです。
ホント、素敵なお宿って、お一人さまお断りが多くて残念です。
以上、母の米寿の宿泊記ついでに、父の卒寿の宿泊記を投稿しました。