福岡県久留米市にある隠れ家のようなお宿、「ふかほり邸」に行ってきました。
本来なら、コロナの“波”は、ひたすら自宅に篭ってやり過ごすのですが、今回ばかりはそうも言っていられません。
というのも、母の米寿の誕生日なのです。
しかもこの母、最近記憶の方が危なくなっていて、とにかく今のうちに!と敢行した次第です。
東京在住の弟は、今回は仲間はずれにして、姉と超高齢の両親との4人で出掛けてきました。
超高齢の両親に、基礎疾患のある姉妹・・・いかに感染リスクを減らすかを考慮して、
往復は、信頼のある某タクシー(ハイヤー)会社を姉が手配してくれました。
高速を使って、片道1時間ちょっとの距離でしたが、行きも帰りも、とっても感じの良いドライバーさんで、安心安全な移動ができました。
で、お宿は、オババの日頃の情報収集を活かして、こちらのお宿になったというわけです。
4千坪の敷地に、離れのお部屋がわずか5部屋(現在7部屋に増築中)しかありませんので、他の宿泊客と接する心配がありません。
大浴場とは別に、それぞれのお部屋に内湯と露天風呂がありますし、
オババが予約した「なぎ」のお部屋には、食事ができる談話室があり、部屋食ができますので、一歩も部屋を出ることなく、家族だけで過ごすことができるのです。
母家は、江戸時代の旧家「深堀邸」を改築したものだそう。
釜戸もあります。
以前は、こちらのロビーで、お茶と素朴なお茶請けを出してくださっていましたが、
コロナ対策で、宿帳を記入したら、そのまま部屋に案内されました。
自然食を販売するベストアメニティという会社が経営するお宿で、
食事も、食品添加物を使わずに手作りするなど、こだわりがあります。
敷地内では、梅干しを干していましたよ。
鶏も飼っていて、朝食には産みたての卵が出されたり、お庭には、自由にいただける茹で卵も置いてあります。
こちらが大浴場の建物で、
広くはありませんが、化粧水のようにトロトロの泉質です。
露天風呂。
お隣には湯上がり処があり、
中でゆったり過ごしても良いですし、
季節によっては、外で過ごしても気持ちが良さそうです。
敷地内には囲炉裏もあり、
図書館もあります。
こちらのお宿はスッポン鍋が名物で(苦手な場合は変更してもらえます)、スッポンの生簀?もありますよ。
(こちらの写真は前回写したもの)