ホテルをチェックアウトする時に、キャリーケースを宅配で送って身軽になり、新幹線に乗る前に、住吉大社に行って来ました。
「大社」というのは、全国に数多くある同名神社の宗社につけられる号ですが、「住吉大社」は、全国に2,300ある住吉神社の総本社です。
平安時代に選ばれた「二十二社」の「中七社」の一つでもあり、歴史のある格式高い神社です。
御祭神は、イザナギノミコトが、黄泉の国から戻って禊ぎをした時に、海から現れた三柱の神様と、神功皇后です。
三柱の神様は、住吉大神と総称されますが、海の底から現れた底筒男命(ソコツツノオノミコト)、中から現れた中筒男命(ナカツツノオノミコト)、表から現れた表筒男命(ウワツツノオノミコト)の三神です。
かつて、すぐ近くまでが海だったとのことで、大陸までの船もここから出ていて、
遣唐使の派遣の際などでは、公的参拝がなされたのだそう。
大鳥居をくぐると、美しい反橋がかかっています。
この橋の石製の橋脚は、淀君が奉納したと伝えられています。
それにしても、この反橋の階段は、急で怖いわ。
境内に入ると、それぞれの御祭神を祀る4つの御本殿が、綺麗に並んでいます。
パンフレットの境内図で分かるように、
住吉大神を祀る第一本宮から第三本宮が、まっすぐ直列に並び、
表筒男命を祀る第三本宮と神功皇后を祀る第四本宮が、並列に並んでいます。
御本殿は、「住吉造」と言われるもの。
千木は外削ぎですね。
参拝の順番に決まりはないそうですが、奥の第一本宮から、一つひとつお参りをして、
御朱印を頂戴しました。
書き置きですが、今月限定の刺繍入りを頂戴しました。