オババのトラベルジャーナル

社会生活からリタイアした有閑オババの隠居旅。ちょっと素敵なお宿に泊まって、のんびりお城や神社を巡ります。

【福岡】料亭旅館「柳川藩主立花亭 御花」の「芍薬の間」

かつての柳川藩主の別邸があった場所で、柳川藩主の末裔が営む料亭旅館「御花」の「芍薬の間」の様子を、今日はお伝えしたいと思います。

 

柳川駅からタクシーで10分弱、「柳川藩主立花亭 御花」に到着しました。

 

宿泊棟は、こちらの「松濤館」ですが、

 

明治43年に迎賓館として建てられた「西洋館」や、

 

同じく明治42年〜43年に建てられた本館、

 

観賞庭園「松濤園」は

宿泊しなくても、見学することができます。

 

お宿に到着すると、スタッフさんが、館内を案内してくださり、宿泊棟のロビーで、

 

立花氏の果樹園で採れたみかんを使ったジュースをいただきながら、チェックインをします。

 

全20室のお宿で、今回予約したのは、「松濤園」を一望できる和洋室の「芍薬の間」です。

 

玄関を入ると、正面に和室。

 

いつも畳の部屋を無駄にしてしまうのですが、掘りごたつ式だと、正座が苦手なオババも助かります。

 

テーブルの上には、地元のお菓子が置かれていました。

 

窓側には、素敵なデイベッド。

 

ここから「松濤園」が一望できます。

 

この景色を眺めながら、デイベッドで読書という贅沢な時間を過ごしました。

 

角部屋ですので、もう一辺の窓からは東庭園の景色が見えます。

 

少しズームアップしてみると、

この橋は「出会い橋」というそうです。

時折下のお堀を、川下りの船が通っていきます。

 

柳川名物川下りです。

 

お部屋に戻って、床の間です。

柳川ではい草を栽培していて、最近は、こういうい草スティックも販売しています。

い草には、空気の浄化作用や、湿度の調整作用に、リラックス効果もあるそうですよ。

 

カウンターの上にも、色違いのい草スティックがありました。

インテリアとしても良いですね。

 

こちらが寝室です。

 

残念ながらお部屋のバスルームは、狭いユニットですが、

 

芍薬の間」と「黒椿の間」の宿泊客は、3階にある貸切風呂が使えますし、

 

他のお部屋同様に、送迎バスで、近くの「かんぽの宿」の温泉施設に送迎してもらえます。

 

部屋には、ミキモトのアメニティが準備されていました。

 

築40年とのことで、廊下やエレベーターは、若干古さも感じますが、室内はリノベーションもされていて、快適な滞在ができました。