自宅から1〜2時間で行ける距離にありながらも、一度も訪れたことがない佐賀城に行ってきました。
広〜い空が広がる佐賀市の中心部にあります。
平城で、(石垣ではなく)土塁で築かれた堀が巡らせられ、その幅は70〜80mとも言われています。
そして城内が見えないように、土塁には、楠をはじめ多くの樹々が植えられたそうです。
お城を囲んだお堀は、東側を除いて、ほぼ完全な形で残っています。
これは西側のお堀。
戦国大名だった龍造寺氏の居城を鍋島藩主の鍋島直茂・勝茂父子が拡張して築造しましたが、
佐賀城は、何度も火災や戦火で消失し、現存建物は、1838年に再建した鯱の門と続櫓のみです。
屋根の両端に、青銅製の鯱が載っています。
天守台に登ってみます。
天守は、1726年の火災で消失した後は、再建されなかったそうです。
本丸や二の丸は再建されましたが、その後再度消失したり、解体されたりしました。
平成16年に、本丸御殿の一部を復元させ、佐賀城本丸歴史館として、資料の展示が行なわれています。
入場は無料で、自由に見学できますが、
まだ新しいだけに、本丸御殿というよりは、立派な文化施設という感じです。
100名城スタンプを押して、
御城印を購入しました。