3回目のワクチン接種を終え、桜が満開の中、高千穂に行って来ました。
今回は、神話の里・高千穂で神社を巡る旅です。
「天の岩戸」や「天安河原」、「高千穂峡」と定番の観光スポットを巡って、「旅館 神仙」に宿泊しました。
しめ縄が飾られていますが、しめ縄の発祥は、ここ高千穂だと言われています。
天照大神が、再び天岩戸に隠れないように、岩戸の前に縄を張り巡らせたのが始まりだそうです。
そういうこともあって高千穂では、家々の玄関に、一年中しめ縄が飾られています。
こちらのお宿は、「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」の選考審査委員特別賞「日本の小宿2022」に選ばれたそうです。
“小宿”というように、本館8室、離れ5棟、別邸2室の、全15室というこじんまりサイズのお宿です。
坂の手前左が「離れ」、
坂を登った先が「本館」になっています。
今回オババが宿泊したのは、お宿の中では一番新しく2019年の7月にできた「別邸」で、「離れ」の向かいにある「鬼八の森」にあります。
高千穂に伝わる「鬼八伝説」によると、豪族の親分であったとされる鬼八が、神武天皇の兄のミケヌノミコトによって成敗され、胴・手足・首をバラバラに、3箇所に分けて埋葬されたそうです。
で、胴を埋葬されたとされる「鬼八塚 胴塚」の周辺を整備して、日本庭園にしたのが「鬼八の森」なのだそう。
ヒエ〜、かなり怖そうな場所なのですね。
でも、こじんまりとした綺麗な日本庭園で、
朝には鳥も美しい鳴き声を聞かせてくれていましたので、
鬼八さんも、きっと安らかにお眠りだと信じましょう。
建物には「神庭」だなんて素敵な名前がついていますが、怖〜いお庭だったのですね。
扉を開けると、素敵なエントランス空間。
1階の奥に、お食事の個室が4室あり、横にある階段をトントントンと登ると、
お部屋が2室あります。
私がアサインされたのは、「豊玉(とよたま)」というお部屋です。
お部屋に案内していただき、お部屋でお茶とお菓子をいただきました。
お菓子はお宿お手製なのだそう。